あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

千歳くんはラムネ瓶のなか 2【感想】

 

千歳くんはラムネ瓶のなか 2 (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか 2 (ガガガ文庫)

  • 作者:裕夢
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: Kindle
 

 2020年1月20日読了。

 

あらすじ

それは、ニセモノの恋の物語。
「千歳しかいないの。どうかお願いします。私と付き合ってください」

面と向かって女の子にこんなことを言われたら、大概悪い気はしないだろう。
それが、七瀬悠月のようなとびっきりの美少女ならなおさらだ。

でも、うまい話には大概裏がある。
美しい月の光が、ときに人を狂わせるように。

これは、そうして始まった、俺と七瀬悠月の偽りの恋の物語だ。


――人気沸騰の“リア充側"青春ラブコメ、待望の第2弾登場!

出典:https://www.shogakukan.co.jp/books/09451816

 

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扇物語【感想】

 

扇物語

扇物語

 

 2020年1月18日読了。

 

あらすじ

“洒落にならない化物でして。吸血鬼さえ、敵ではないほどの”

友人の食飼命日子に彼氏との仲違いを相談された阿良々木暦
自身も戦場ヶ原ひたぎから別れを告げられたばかりだった――謝罪の言葉と共に。
騒動は怪異の仕業だと推理した暦は、
裏面にして怪異のエキスパート・忍野扇のもとへ向かう。

これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!

【収録作】おうぎライト/おうぎフライト

 出典:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000345317

 

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千歳くんはラムネ瓶のなか【感想】

 

千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

  • 作者:裕夢
  • 発売日: 2019/06/18
  • メディア: Kindle
 

 2020年1月14日読了。

 

あらすじ

主人公は、超絶リア充
『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』

学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。
彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。

圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。
努力型の後天的リア充・内田優空。
バスケ部エースの元気娘・青海陽……。

仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。
これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――? 


第13回ライトノベル大賞、優秀賞受賞。
新時代を告げる“リア充側"青春ラブコメ、ここに堂々開幕!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
ガガガ文庫で受け継がれる「青春ラブコメ」血統、そのニューフェイスです。
ぜひご期待ください!

 出典:https://www.shogakukan.co.jp/books/09451796

 第13回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作品。 受賞時のタイトルは『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』。浅井ラボ氏による受賞時の講評がこちら。

問題作です。出版にありがちな惹句としてではなく、本当の問題作で、編集部でも評価が分かれ、私も評価を定めにくい作品でした。作中の無邪気な邪悪さと暴力性という暴投は、大きな誤解を招くと感じました。
一方で新人さんが小賢しさで「今って、こういう作風が受けるんでしょう?」と商業出版を意識しすぎると、小さくまとまります。そして最初の枠から生涯出なくなることが多いです。
算盤勘定は後でいくらでもできるので、新人さんは最初くらい全力で暴投していいし、するべきでしょう。いずれ制御が必要にしても、まず受け止める懐の深さが新人賞にだけはあっていいはずです。
暴投を単なる蛮勇で終わらせるか、慈愛とできるか、未知数さを含めて優秀賞としました。

出典:https://gagagabunko.jp/grandprix/entry13_FinalResult.html 

 

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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました【感想】

 

  2021年1月9日読了。

 

あらすじ

さぁ、スローライフを始めよう。元・最強の英雄による自由気ままな新生活!
「君は真の仲間ではない――」最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。「はぁ、あんときは辛かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになってるとは露知らず、当の本人は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが……「私もこのお店で働いていいかな? 住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!? 追い出された英雄は第2の人生で報われる――。お姫様との幸せいっぱいな辺境スローライフ開幕!!

レッドとリットの出会い、そして二人の新たなスローライフを描いた大ボリューム45000字の【書き下ろしエピソード】を新規収録!「小説家になろう」四半期累計総合1位の超ヒット本命作が、大幅加筆にて遂に文庫化!!

 出典:https://www.kadokawa.co.jp/product/321801000083/

 

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2020秋アニメ振り返り

やります。核心的なネタバレは避けて書くつもりですが、これから見ようと思っている作品の感想は読まない方が良いかも知れません。あと負の意見もあります。並びは五十音順です。今回は自分の勉強用にスタッフの情報も描いてます。名前のリンクはWikipediaかアニメ@wikiに飛ばしてます。めちゃくちゃめんどくさかったのでもうやらないかも知れません。

 コロナの揺り戻しでめちゃくちゃ本数が増えました。人気作の続編が目立つ一方で、新作やオリジナルでも光るものがいくつもあり、近年ではかなり豊作のクールだったのではないかと思います。

 

 

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ジョゼと虎と魚たち【感想】

joseetora.jp

 

2020年12月30日鑑賞。ネタバレありの感想です。ご注意下さい。

あらすじ

趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。
幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになった
ところを、大学生の恒夫に助けられる。

海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れを
いつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。

そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。

それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。
しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、
恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。
その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ
恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。

出典:https://joseetora.jp/

 

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魔眼の匣の殺人【感想】

 

魔眼の匣の殺人

魔眼の匣の殺人

  • 作者:今村 昌弘
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本
 

 2020年12月25日読了。

 

あらすじ

その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。

出典:http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488027964 

 

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デリバリールーム【感想】

 

デリバリールーム

デリバリールーム

 

 2020年12月18日読了。

 

あらすじ

儘宮宮子のもとに一通の招待状が届いた。書かれていたのは―ー

・参加費50万円
・幸せで安全な出産と、愛する我が子の輝かしい未来を獲得する未曽有のチャンスを進呈
・デリバリールームへの入室が必須

尋常ではない申し出に困惑しつつも、宮子はこの招待を受けることにする。それぞれの事情を抱えた妊婦5人がそこに集った。一体何が始まるのか? そして誰に安産の女神は微笑むのか!?

出典:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000342929

 

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異修羅III 絶息無声禍【感想】

 

異修羅III 絶息無声禍 (電撃の新文芸)

異修羅III 絶息無声禍 (電撃の新文芸)

  • 作者:珪素
  • 発売日: 2020/08/12
  • メディア: 単行本
 

 2020年12月8日読了。

 

あらすじ

全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。十六修羅の闘争がついに始まる。

全生命を脅かした“本物の魔王”、リチア新公国が火蓋を切った新魔王戦争、微塵嵐の進行に乗じた旧王国主義者の反乱。全てが終わった。
長く続いた恐怖の時代から、世界は大きく変わろうとしている。新たな時代の象徴となる“本物の勇者”の称号を我がものとするため、世界最大の都市、黄都に修羅達が集う。
――今、修羅の名は十六名。
逸脱の修羅達が武力、智力、権力の全てを行使し、覇を競う六合上覧がついに幕を開く。
全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。

出典:https://dengekibunko.jp/product/ishura/322002000160.html

 

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異修羅II 殺界微塵嵐【感想】

 

異修羅II 殺界微塵嵐 (電撃の新文芸)

異修羅II 殺界微塵嵐 (電撃の新文芸)

  • 作者:珪素
  • 発売日: 2020/03/17
  • メディア: Kindle
 

 2020年12月5日読了。

 

あらすじ

 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。逸脱の武力と知謀がここに集う。

圧倒的な力をもつ修羅達の戦闘により凄惨な破滅を迎えた新魔王戦争。
しかし、世界にはまだ時代を変革しうる逸脱の存在がある。
無限に再生し蘇るたび自身の死因を克服するゴーレム、超長距離から放つ矢で地形ごと壊滅させる巨人、巻き込んだ全てを微塵へと変える砂嵐……。
能力や種族の頂点を極めた修羅達と、それを利用すべく謀略を巡らす者達が一点に集う時、宿命と凶兆が交差する殺界が現出する。
全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める死闘がここにある。

出典:https://dengekibunko.jp/product/ishura/321907000707.html

 

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