あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

殺したガールと他殺志願者【感想】

 

2021年9月19日読了。

 

あらすじ

思わず殺されたくなる甘くて歪なラブコメ。第16回新人賞《優秀賞》受賞!


『最愛の人に殺されたい』と願う高校生・淀川水面は、死神を名乗る女から一人の少女を紹介される。
「貴方が殺されたい人ですか?」出会い頭にそんなことを尋ねる少女。名前は浦見みぎり。『最愛の人を殺したい』という願望を持つ少女だった。
互いの望みを叶えるために、二人は協力関係を結ぶ。水面はみぎりに愛されるため。みぎりは水面を愛するため。
「貴方には、私の理想の男性になってもらいます」「……分かった」「殺したくなるくらい魅力的な男性にしてあげますから、覚悟して下さい」
こうして始まった、歪な二人の歪な恋路。病的で猟奇的で不器用な少年少女が最高のデッドエンドを手に入れる物語、開幕。

出典:https://mfbunkoj.jp/product/killme_girl/322008000666.html

 

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オーバーライト2 ――クリスマス・ウォーズの炎【感想】

 

2021年9月18日読了。

 

あらすじ

グラフィティvs音楽――アーティストたちの尊厳を懸けた《戦争》勃発!?

 ブーディシアやグラフィティ・クルーたちとの出会いによって音楽活動を再開したヨシ。そんな彼の元にかつてのバンド仲間、ボーカルのネリナが現れる! 
「ヨシの音楽には、魂がない」――ヨシの音楽に迷いを生じさせ、日本を離れる原因となった歌姫の突然の来訪。気まぐれな態度でヨシを惑わす少女の真意は?
 一方、クリスマス間近の街ではグラフィティを否定するミュージシャンの宣戦布告をきっかけにグラフィティ排斥の動きが激化!
〈Z〉を名乗る謎の人物によって街中のグラフィティが上書きされてしまう!
 傷つけられたブーディシアのグラフィティ、立ち上がったララ率いる〈女王熊の復讐〉。ブリストルの未来、そしてヨシをめぐる三角関係の行方は?

出典:https://dengekibunko.jp/product/overwrite/322004000054.html

 

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オーバーライト ――ブリストルのゴースト【感想】

 

2021年9月18日読了。

 

あらすじ

グラフィティ。それは俺と彼女の想いすら鮮やかに上書く、儚い絵の魔法――

 イギリスのブリストルに留学中の大学生ヨシは、バイト先の店頭で“落書き”を発見する。それは、グラフィティと呼ばれる書き手(ライター)の意図が込められたアートの一種だった。
 美人だけど常に気怠げ、何故か絵には詳しい先輩のブーディシアと共に落書きの犯人探しに乗り出すが――
「……ブー? ずっと探していたのよ」
「ララか。だから会いたくなかったんだ!」
「えーと、つまりブーさんもライター」
 ブーディシアも、かつて〈ブリストルのゴースト〉と呼ばれるグラフィティの天才ライターだったのである。

 グラフィティを競い合った少女ララや仲間たちと、グラフィティの聖地を脅かす巨大な陰謀に立ち向かう挫折と再生を描いた感動の物語!

 第26回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作。

出典:https://dengekibunko.jp/product/overwrite/321910000148.html

 

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経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その2【感想】

 

2021年9月17日読了。

 

あらすじ

なんであたし、初めてじゃないんだろ…

陰キャな龍斗×スクールカースト最上位の月愛カップルによるギャップだらけのラブストーリー、続編! 季節は夏。果たして龍斗はこの夏、大人になれるのか? そして泣き崩れる月愛にいったい何が? お見逃し無く!

出典:https://fantasiabunko.jp/product/202009keikenzumi/322010000902.html

 

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経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。【感想】

 

2021年9月17日読了。

 

あらすじ

読むときっとステキな気分になれるラブストーリー

「す、好きです!」「えっ? ススキです!?」。陰キャ気味な高校生・加島龍斗は、スクールカースト最上位&憧れの白河月愛に罰ゲームきっかけで告白することになった。予想外の「え、だって今わたしフリーだし」という理由で付き合うことになった二人だが、龍斗はイケメンサッカー部員に告白される月愛の後をつけて盗み聞きしてみたり、月愛は付き合ったばかりの龍斗を当たり前のように自室に連れ込んでみたり。付き合う友達も遊びも、何もかも違う2人だが、日々そのギャップに驚き、受け入れ合い、そして心を通わせ始める。読むときっとステキな気分になれるラブストーリー、始まります!

出典:https://fantasiabunko.jp/product/202009keikenzumi/322005000767.html

 

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星降る夜になったら【感想】

 

2021年9月16日読了。タイトルはフジファブリックの同名楽曲から。がっつりネタバレありです。未読の方はご注意下さい。

 

あらすじ

今と違う設定で、 もう一度出会いたかった――。


この身が滅びようとも、佳乃を救いたい――。だけど、

《それだけを願っても救われないことは分かっていた》

花菱准汰の日常は、起きる⇒学校へ行く⇒遊ぶ⇒寝る。ただそれだけ、省エネで適当であることは彼らしさだった。渡良瀬佳乃は真逆。作業BGMでも、この作業に聴く音楽コレ、食べ物のベスト温度はコレと超が付くほどのこだわり派。
そんな2人はとある補修を通じて出会い、恋にも似た感情を抱くようになる。が、佳乃は謎の奇病に伏すことに。……しかし、奇跡は起きた。彼と彼女は他人となり、性格も変更され、生きることが許された。

――両思いが故にすれ違うことを選んだ、最高に美しくも儚い命の物語。

出典:https://mfbunkoj.jp/product/hoshihuru/322002002159.html

 

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いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら【感想】

 

2021年9月15日読了。

 

あらすじ

青春の全てを捧げた、小説の世界は――戦場だった。


柊海人の日常は全てが灰色だった。可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。
天谷浩太の日常は全てが虹色だった。幼いころから欲しいものは何でも与えられ、何をしたって上手くいった。そんな二人に文芸部部長・神楽坂朱音は小説の世界の素晴らしさを説いた。そして、囁く
「君たちのどちらかがプロデビューして、私を奪って欲しい――」
いびつな関係の3人が小説という名の戦場に出揃うとき、物語は動き出す。小説に魅せられた少年少女が贈る、本物の青春創作活劇!

出典:https://mfbunkoj.jp/product/itsukabokuraga/322003001224.html

 

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吸血鬼に天国はない(4)【感想】

 

2021年9月14日読了。

 

あらすじ

シーモアに隠し子発覚? ルーミーとの同棲生活に新たな波乱!

『死神』との戦いも乗り越えて、より一層の愛を深めたシーモアとルーミー。傍目にも仲睦まじく、なにより明るく素直に愛情を振りまくルーミーの姿は、出会った頃からの大きな変化を感じさせるものだった。
 そしてもう一つ、変化はあった。白昼を切り裂いた夜空と、日の中を飛んでいく吸血鬼。あの日、怪異が多くの人の目に留まった。そして世界の理の箍が外れたように、これまで隠されてきた無数の怪物たちが静かに蠢き出していく。
 そんな新しい日常。突如事件は起きる。
「――パパ! 会いにきたの!」
 自分とどこか似ている『娘』の登場に動揺を隠せないシーモア。否定しきれない彼の態度に、ルーミーの視線はどんどん険しくなっていく……!

出典:https://dengekibunko.jp/product/vampire_heaven/322008000013.html

 

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吸血鬼に天国はない(3)【感想】

 

2021年9月14日読了。

 

あらすじ

監獄から抜け出した『死神』。死の匂いが充ちる街でルーミーたちは……。

「お兄ちゃんも真面目に生きて、天国を目指そうって気になってきたんですか?」
 個人でやっていた運び屋を、会社として運営し始めて早一月。恋人のルーミー、そして社員として雇い入れたバーズアイ姉妹たちとともに仕事を回す日々。経営は苦しいながらもシーモアは、情報屋のフランから「真面目」とからかわれるような幸せに浸っていた。
 だがある日シーモアのもとに捜査官から、ルーミーのもとに殺人株式会社から、脱獄した『死神』の捕獲・討伐に協力するようそれぞれ秘密裡に依頼が入る。
 一方、『死神』の手による連続殺人事件が巷を騒がせるようになり、街は徐々に無秩序がはびこるようになっていた。はからずも同時期、街には新たなる怪異が産声を上げようとしていて……。

出典:https://dengekibunko.jp/product/vampire_heaven/321910000141.html

 

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吸血鬼に天国はない(2)【感想】

 

2021年9月14日読了。

 

あらすじ

生き延びた先に待つのは、恋と地獄。そして姿を現す『吸血鬼狩り』。

「「ハッピーニューイヤー」」  
 降りしきる雪とともに訪れた新年。吸血鬼ルーミーを因縁と陰謀の中から救い出し、日常へと回帰したシーモア。騒々しい運び屋仕事の中で、二人はぎこちなくも幸福な日々を送っていた。
 だがそんな日常も長くは続かない。
 マフィアに追われ、逃げ込んできた双子のバーズアイ姉妹。人を傷つけないと誓ったことによって、徐々に迫り来るルーミーの飢えの限界。
 緩やかに、しかし確かに平穏の終わりが近づく中で、シーモアたちの前に姿を現す最悪の敵『吸血鬼狩り』。
 選び取った幸福の中で、シーモアは更なる決断を求められることになる。
 人と人ならざるものの恋物語、第二弾。

出典:https://dengekibunko.jp/product/vampire_heaven/321907000729.html

 

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