あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

一般文芸感想

écriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル/松岡圭祐(角川文庫)

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル (角川文庫) 作者:松岡 圭祐 KADOKAWA Amazon 2022年9月19日読了。 あらすじ 無人島に9人の小説家――彗星のごとく出現した作家、櫻木沙友理。刊行された小説2作は、いずれも100万部を突破、日本…

三体/劉慈欣(早川書房)【感想】

三体 作者:劉 慈欣 早川書房 Amazon 2022年9月13日読了。 あらすじ オバマ、ザッカーバーグ激賞 シリーズ合計2100万部突破、現代中国最大のヒット小説 尊敬する物理学者の父・哲泰を文化大革命で亡くし、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔。彼…

スクイッド荘の殺人/東川篤哉(光文社)【感想】

スクイッド荘の殺人 作者:東川 篤哉 光文社 Amazon 2022年9月7日読了。 あらすじ 閑古鳥さえ寄りつかない鵜飼(うかい)探偵事務所に、待望の依頼人が訪れた。その男は、なんと烏賊川市(いかがわし)の有力企業社長・小峰三郎。三郎は、クリスマスに宿泊す…

デジタルリセット/秋津朗(角川ホラー文庫)【感想】

デジタルリセット (角川ホラー文庫) 作者:秋津 朗 KADOKAWA Amazon 2022年8月31日読了。 あらすじ 第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作!許すのは5回まで。次は即リセット――。理想の環境を求めるその男は、自らの基準にそぐわない人間や動物…

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。/青柳碧人(双葉社)【感想】

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 むかしむかしあるところに、死体がありました。 作者:青柳碧人 双葉社 Amazon 2022年8月29日読了。 あらすじ 日本昔ばなし×本格ミステリふたたび! 2019年4月に刊行されるやいなや瞬く間にベストセラ…

兇人邸の殺人/今村昌弘(東京創元社)【感想】

兇人邸の殺人 屍人荘の殺人シリーズ 作者:今村 昌弘 東京創元社 Amazon 2022年8月23日読了。 あらすじ 『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後──。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟”として人気を博す地方…

彼女。 百合小説アンソロジー/相沢沙呼/青崎有吾/乾くるみ/織守きょうや/斜線堂有紀/武田綾乃/円居挽(実業之日本社)【感想】

彼女。 作者:相沢 沙呼,青崎 有吾,乾 くるみ,織守 きょうや,斜線堂 有紀,武田 綾乃,円居 挽 実業之日本社 Amazon 2022年8月20日読了。 あらすじ “百合”って、なんだろう。新時代のトップランナーが贈る、全編新作アンソロジー 彼女と私、至極の関係性。“観測…

老虎残夢/桃野雑派(講談社)【感想】

老虎残夢 作者:桃野雑派 講談社 Amazon 2022年8月7日読了。 あらすじ 第67回 江戸川乱歩賞受賞作。 最侠のヒロイン誕生!湖上の楼閣で舞い、少女は大人になった。彼女が求めるのは、復讐か恋か? 各選考委員絶賛!綾辻行人「論理的に真相を解き明かしてい…

店長がバカすぎて/早見和真(ハルキ文庫)【感想】

店長がバカすぎて (ハルキ文庫) 作者:早見和真 角川春樹事務所 Amazon 2022年7月27日読了。 あらすじ 谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。…

探偵少女アリサの事件簿 さらば南武線/東川篤哉(幻冬舎)【感想】

探偵少女アリサの事件簿 さらば南武線 作者:東川 篤哉 幻冬舎 Amazon 2022年7月19日読了。 あらすじ 「綾羅木有紗のワトソン役を務めたこの一年は、俺にとっても楽しく忘れられない日々になったのだから」 天才美少女探偵&ヘタレ三十路男が難事件に挑む!大…

サーキット・スイッチャー/安野貴博(早川書房)【感想】

サーキット・スイッチャー 作者:安野 貴博 早川書房 Amazon 2022年7月7日読了。 あらすじ 第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。東大卒の現役ソフトウェアエンジニアが放つ、恐るべき完成度のデビュー作 完全自動運転車が普及した2029年の日本。自動運…

みんな蛍を殺したかった/木爾チレン(二見書房)【感想】

みんな蛍を殺したかった 作者:木爾 チレン 二見書房 Amazon 2022年6月21日読了。 あらすじ ――みんな誰かを殺したいほど羨ましい。 美しい少女・蛍が線路に身を投じる。儚く散った彼女の死は後悔と悲劇を生み出していく―― 「女による女のためのR-18文学賞」優…

あと十五秒で死ぬ/榊林銘(東京創元社)【感想】

あと十五秒で死ぬ (ミステリ・フロンティア) 作者:榊林 銘 東京創元社 Amazon 2022年6月20日読了。 あらすじ 死神から与えられた余命十五秒をどう使えば、「私」は自分を撃った犯人を告発し、かつ反撃できるのか? 被害者と犯人の一風変わった攻防を描く、第…

invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼(講談社)【感想】

invert 城塚翡翠倒叙集 作者:相沢沙呼 講談社 Amazon 2022年6月日読了。 あらすじ ★★★★★★第20回本格ミステリ大賞受賞★このミステリーがすごい! 1位★本格ミステリ・ベスト10 1位★SRの会ミステリーベスト10 1位★2019年ベストブックさらに2020年本屋…

ブルーローズは眠らない/市川憂人(東京創元社)【感想】

ブルーローズは眠らない 〈マリア&漣〉シリーズ (創元推理文庫) 作者:市川 憂人 東京創元社 Amazon 2022年6月8日読了。読んだのは単行本版。 あらすじ 両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は…

屈折する星屑/江波光則(ハヤカワ文庫JA)【感想】

屈折する星屑 (ハヤカワ文庫JA) 作者:江波 光則 早川書房 Amazon 2022年6月6日読了。 あらすじ 死にたいけど、死ねなかった。 太陽系のどこかに浮かぶ廃棄予定の円柱型コロニーには、いまだ一定数の住人が暮らしていた。ヘイウッドとキャットもここで生まれ…

虚魚/新名智(KADOKAWA)【感想】

虚魚 (角川書店単行本) 作者:新名 智 KADOKAWA Amazon 2022年5月21日読了。 あらすじ わたしは探している。<人を殺せる>怪談を。 横溝賞<大賞>受賞作。“体験した人が死ぬ怪談”を探す怪談師の三咲は、“呪いか祟りで死にたい”カナちゃんと暮らしている。幽霊や…

新 謎解きはディナーのあとで/東川篤哉(小学館)【感想】

新 謎解きはディナーのあとで 作者:東川篤哉 小学館 Amazon 2022年5月14日読了。 あらすじ 執事探偵×令嬢刑事のミステリ、新章始動!本屋大賞第1位&シリーズ累計420万部突破の国民的ユーモアミステリ、待望の新章スタート!!宝生麗子の後輩に天然キャラ…

この本を盗む者は/深緑野分(KADOKAWA)【感想】

この本を盗む者は【電子特典付き】 (角川書店単行本) 作者:深緑 野分 KADOKAWA Amazon 2022年3月30日読了。 あらすじ 森見登美彦さん推薦。本の魔力と魅力を詰め込んだ、空想の宝箱!「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」書物の蒐集…

錬金術師の密室/紺野天龍(ハヤカワ文庫JA)【感想】

錬金術師の密室 (ハヤカワ文庫JA) 作者:紺野 天龍 早川書房 Amazon 2022年3月22日読了。 あらすじ 錬金術が司る世界の謎は、論理で解けるのか。二度読み必至のファンタジー×ミステリ アスタルト王国軍務省錬金術対策室室長にして自らも錬金術師のテレサ・パ…

ジェリーフィッシュは凍らない/市川憂人(東京創元社)【感想】

ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) 作者:市川 憂人 東京創元社 Amazon 2021年3月11日読了。読んだのは単行本版。 あらすじ 特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心…

むかしむかしあるところに、死体がありました。/青柳碧人(双葉社)【感想】

むかしむかしあるところに、死体がありました。 作者:青柳 碧人 双葉社 Amazon 2022年2月22日読了。 あらすじ 【2020年 本屋大賞ノミネート作】昔ばなし、な・の・に、新しい!鬼退治。桃太郎って……え、そうなの?大きくなあれ。一寸法師が……ヤバすぎる!こ…

アメリカン・ブッダ/柴田勝家(ハヤカワ文庫JA)【感想】

アメリカン・ブッダ (ハヤカワ文庫JA) 作者:柴田 勝家 早川書房 Amazon 2022年2月20日読了。 あらすじ 人類の未来を問う。民俗学×SF作品集 アメリカ大陸で未曾有の災害が発生。取り残されたのは、仏教を信じ続けるインディアンだった。星雲賞受賞作を含む著…

愛じゃないならこれは何/斜線堂有紀(集英社)【感想】

愛じゃないならこれは何 (ジャンプジェイブックスDIGITAL) 作者:斜線堂有紀 集英社 Amazon 2022年2月13日読了。 あらすじ 斜線堂有紀のはじめての恋愛小説集。 『きみの長靴でいいです』天才ファッションデザイナー・灰羽妃楽姫は、二八歳の誕生日プレゼント…

デルタの羊/塩田武士(KADOKAWA)【感想】

デルタの羊 作者:塩田 武士 KADOKAWA Amazon 2022年2月12日読了。 あらすじ 『罪の声』『騙し絵の牙』映画化。一番新作が待たれる作家、2年ぶりの新刊製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”! …

線は、僕を描く/砥上裕將(講談社)【感想】

線は、僕を描く 作者:砥上 裕將 講談社 Amazon 2022年2月9日読了。 あらすじ 2020年本屋大賞第3位! 「ブランチBOOK大賞2019」受賞!「未来屋小説大賞」第3位「キノベス!2020」第6位 小説の向こうに絵が見える! 美しさに涙あふれる読書体験…

かがみの孤城/辻村深月(ポプラ社)【感想】

かがみの孤城 作者:辻村深月 ポプラ社 Amazon 2022年2月4日読了。 あらすじ あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建…

M.G.H. 楽園の鏡像/ 三雲岳斗(徳間書店)【感想】

M.G.H.―楽園の鏡像 作者:三雲 岳斗 徳間書店 Amazon 2022年1月24日読了。 あらすじ 無重力空間に浮遊する「墜落死体」の謎。第1回日本SF新人賞を受賞した本格SFミステリーの傑作を加筆修正し、刊行。 出典https://www.tokuma.jp/book/b584442.html ※上…

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論/松岡圭祐(角川文庫)【感想】

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 (角川文庫) 作者:松岡 圭祐 KADOKAWA Amazon 2022年1月20日読了。表紙・背表紙・奥付タイトルはアクセント記号つきの『écriture 新人作家・杉浦李奈の推論』。 あらすじ 新進気鋭の作家に盗作疑惑!? 発覚後は失踪――ラノ…

Ank: a mirroring ape/佐藤究(講談社)【感想】

Ank: a mirroring ape 作者:佐藤 究 講談社 Amazon 2021年12月31日読了。 あらすじ 2026年、多数の死者を出した京都暴動(キョート・ライオット)。ウィルス、病原菌、化学物質、テロ攻撃の可能性もない。人類が初めてまみえる災厄はなぜ起こったのか。発端…