あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

ゲーマーズ!DLC3【感想】

 

ゲーマーズ! DLC3 (富士見ファンタジア文庫)
 

 2020年9月1日読了。

あらすじ

青春錯綜系ラブコメ、クリア後のボーナス追加コンテンツ!

雨野景太がもし天道花憐以外と付き合っていたら……? 各ヒロインとのIFルートに加え、碧陽学園のあの生徒会メンバーとぼっちゲーマーがついに遭遇!? ファン待望、エンディング後のやりこみ要素の登場だ!

出典:https://fantasiabunko.jp/product/201503gamers/321812000684.html 

 

感想

 半年近く積んでた。それはさておき、ヒロインのIFルートにニーナ先輩ルートまであって笑ってしまった。しかも他のヒロインより反応が新鮮で結構良かったという。この作品の場合割とマジでどのヒロインに転んでもおかしくなかったと思うのでIFルートでも抵抗なく読めた。僕は花憐推しなんですが、今回の書き下ろしエピソードとか見ると物語上最も重要なキーパーソンは千秋なんだなぁと思いますね。千秋の作ったゲームでタイトル回収ってのもなかなか良かった。細かいとこだとヒロイン3人にOP歌わせるとこ好き(あのOP大好きなので*1 )。

 いつ頃から追い始めたのか忘れたけど(アニメ化よりは前だったはず……)、シリーズ完結にあたって振り返ると、徹底したキャラ同士のすれ違い、ゲームを題材としながらもそれに頼りすぎない物語作り、難聴系の向こうを張る主人公、のあたりが他のラブコメと差別化できて面白かったところだと思う。新作も期待してます。

 あと久しぶりに読むとやっぱりこの人の文体は独特(個人的には「~たる(名詞)」を多用するのがめちゃくちゃ違和感ある)、というか癖が強い気がする。

*1:フルだと歌詞に青春コンティニューって入ってるのめっちゃアツくない?