あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

新約 とある魔術の禁書目録(18)【感想】

 

新約 とある魔術の禁書目録(18) (電撃文庫)

新約 とある魔術の禁書目録(18) (電撃文庫)

  • 作者:鎌池 和馬
  • 発売日: 2017/05/10
  • メディア: 文庫
 

 2020年9月20日読了。

あらすじ

ついに、学園都市の中枢に乗り込む、激動の最新刊!

『計画』。
 科学の総本山に鎮座する、不死の魔術師による一〇〇年越しの大願。
 それは無限に変化し、そして容赦なく牙を剥く──。
 学園都市の支配者に狙われた土御門元春と府蘭。上条当麻の部屋に転がり込んだ二人は、最終手段として学園都市からの脱出を試みる。
 しかし、緑色の手術衣を着た男は彼らを決して逃さない。その毒牙、魔術の『業』による攻撃で土御門の妹・舞夏が蝕まれてゆく。
 事態を打破するため、上条と土御門は、学園都市統括理事長の本拠『窓のないビル』突入を決意した。
 待ち受けていたのは、支配者の精神を象徴するかの如き巨大な虚無の空間。
 最上部を目指し突き進む上条だったが、突如現れたミナ=メイザースを名乗る奇妙なネコミミ喪服美女の誘いで、彼は不死の魔術師が歩んできた『黄金の軌跡』を経験する。『幻想殺し』が生み出された謎と共に──。
 ついに、幕は開く。
 これより始まるのは、一片の曇りもない『人間』アレイスター=クロウリーの物語である。

出典:https://dengekibunko.jp/product/index/321702000396.html

 

 

感想

 ついにアレイスターとの直接対決だとか、食蜂と御坂の協力プレイだとか、割と見所はあったんですが、やっぱり説明がややこしいですね。面白いんですけど。今巻は過去回想と現在が入り交じってるし、状況は文章だけだとイメージがしづらいし、結社関係の新しい設定とか人間関係もドバッと増えるしでなかなか読む方も大変でした。これちゃんと全部理解して読んでる読者どれくらいいるんでしょう……。でもまぁ「人間」と呼ばれるアレイスターのすごみみたいなのは改めて伝わってきた気がします。ラストを読む限り多分新編の序章なんだと思うので、またここから面白くなるんだと思います。のんびり追いついていきます。