あすはひのきになろう

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可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 11【感想】

 

 2020年10月23日読了。

 

あらすじ

本気モード突入! な新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、第11弾!


クリスマスの夜、唯花ちゃんからの本気の告白を受けた俺、桐生慧輝。自分を選んでくれるなら普通の女の子になってもいい、とまで言ってくれたものの、俺はどうしてかその場で答えることができなかった。返事を保留にしたままどうにも落ち着かない年末年始、相も変わらず変態娘たちに振りまわされていたが「──ね、慧輝君?」偶然にも聞いてしまった紗雪先輩の想いにより一層、動揺することに。そしてついに三学期が始まる。それは紗雪先輩の卒業が迫っているということを意味していて……。唯花ちゃんへの返事、紗雪先輩の想い、様々な感情を胸に、俺の出した答えは――。新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、第11弾!

出典:https://mfbunkoj.jp/product/hensuki/322005000755.html

 

 

感想

 大分話が動いてきて、いよいよ物語も終わりに近づいている感じがひしひしとします。前巻でも誰とくっつくのか全然予想が付かないという話をしましたが、今回慧輝に気づきというか、行動を起こすきっかけを与えたのが南条だったので、彼女が一歩リードということになるでしょうか。逆に今回でフラれちゃった唯花とフラれてはいないまでも断られそうな紗雪の線はほぼほぼないでしょう。個人的には彩乃さん推しなんですが今巻は全然出番なかったしうーんといったところ。妹は大穴っちゃ大穴ですが、ストーリーの中心に成っていたことを考え得るとあり得なくはない気もします。

 ストーリーとしては主人公を変態性を含めて個性として受け入れられるようになったって言う感じで落ち着くんですかね。なんか上手くやらないと主人公が自分勝手な感じになっちゃいそうですが。