人類最強のsweetheart【感想】
2021年2月15日読了。
あらすじ
愛しちまったら、死にたくねえな。
不屈の赤・哀川潤。
《最強》シリーズ、完結!
人類最強の請負人・哀川潤。
今回の依頼は、あの 占い師の実子・姫菜幻姫(ひめなげんき)を、
自ら予知した“死”から、守ること。
未来を変える最強 の方法とは――⁉
『戯言』に恋し、『人間』を愛し、
『最強』にときめく冒険譚、ここに閉幕!
感想
完結……と言いつつ続刊あり。いつかも見たなこんなの。それはまぁ良いとしても、めちゃくちゃ薄くてびっくり。雑誌に掲載された短編等の寄せ集めで、各編大体30ページくらいしかないのであっという間に読めてしまう。書き下ろしは巻末の3ページ分のみ。
内容の方もかなり薄味で、箸休め的に読むのは良いかもしれませんが、どうしても面白さに欠ける印象は否めません。一応ミステリの体裁を取っているのですが、ほとんどダイジェスト形式で進んでしまうため、あんまりそれを活かせていない感じがします。『戯言シリーズ』の余程熱心なファンでない限りはあまりおすすめしません。