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月とライカと吸血姫 4【感想】

 

月とライカと吸血姫 (4) (ガガガ文庫)

月とライカと吸血姫 (4) (ガガガ文庫)

 

2021年4月22日読了。

 

あらすじ

そして、宙を夢見る彼らは出会う。
『フライ・ユー・トゥ・ザ・ムーン』の合い言葉が宇宙ブームを盛り上げ、UFO騒ぎにまで発展する一方、月面着陸計画は行き詰まりを見せていた。そんななか連合王国では、『宇宙時代の人類』がテーマの万国博覧会が開幕。『アーナック・ワン』の広報を務めるバートとカイエは『宇宙の平和利用に関するカンファレンス』への参加を要請される。ロケット開発主任のクラウス博士や、若き女王サンダンシアなど、錚々たる面々の参加が決まるなか、あの共和国の英雄二人も急遽登壇することに。
例の行進以来、すっかり仲を深めたバートとカイエ。二十一世紀の未来や宇宙旅行の疑似体験など、仕事を忘れ万博を楽しむ。そして、待ちに待った英雄との対面。二人は未来に思いを馳せ、同じ夢を見る。
―――しかし。
「もはや核戦争は避けられません……ならば、先にしかけるべきです」
東西超大国のいがみ合いが、世界に未曾有の危機をもたらす。夢が消えかけるなか、二大国の若者たちは何を想い語るのか。
いまだ宇宙に行くことが奇跡だと思われていた時代……これは、宙に焦がれた人と吸血鬼が目指す、三十八万キロという途方もない旅への序章。宙と青春の物語、待望の第四幕!

出典:https://www.shogakukan.co.jp/books/09451752 

 

 

感想

 視点は前巻に引き続きカイエとバートの連合王国側からですが、1巻ぶりに共和国側のレフとイリナが再登場しました。二人ともちょっと成長したような部分もあれば変わらない部分もあって再登場はやはり嬉しかったですね。カイエとバートも前巻よりイチャイチャしてて、そっち方面の進展も期待できるのかなと思ったり。ストーリーとしては史実をなぞった出来事と、史実と異なる本作オリジナルの面が巧みに組み合わされていて、改めて構成の上手さを感じました。具体的にはキューバ危機がモデルの核戦争の危機を、本作オリジナルの国家(合衆国がモデルではありますが)である連合王国の女王・サンダンシアの物語に落とし込んでいるところなどですね。しれっとケネディ(ぽいポジの人)の暗殺とフルシチョフ(ぽいポジの人)の失脚が回避されているのも面白い。後フリを見るに今巻は下げる前の上げる段階っぽいので続きが楽しみなような怖いような……。

 夏のアニメはどこまでやるんでしょうか?ここから切りの良いところが出てくる感じがあんまりしませんが、共和国パートだけだと尺余りそう……。いずれにせよ、アニメにも期待したいです。