友達の妹が俺にだけウザい6/三河ごーすと(GA文庫)【感想】
2022年10月28日読了。
あらすじ
絶好調のいちゃウザ青春ラブコメ、2学期突入で文化祭編な第6巻!
絶好調のいちゃウザ青春ラブコメ、2学期突入で文化祭編な第6巻!明照と真白、花火大会で急接近!ショックを受けた彩羽は、ウザさに代わる自分の魅力を探りはじめる。そんな彩羽をなんとか元に戻そうとした明照は、なぜか文化祭のミスコンで彩羽と戦うハメになり――?
「お前を、俺がたたき潰してやる」
「センパイの思い通りにはさせません。べーっ! だ!」
最強美少女・小日向彩羽を女装して打倒せよ! 学内で圧倒的人気の強キャラ彩羽に対抗するべく、自らの美少女化計画を練り始める明照。カオスな勝負のカギを握るのは、カナリアと――オタク嫌いの茶々良!? 2学期突入&文化祭編! いちゃウザ青春ラブコメ、フォークダンスで恋の炎が燃え上がる第6巻!!
感想
文化祭&ミスコン回。みんなの気持ちを理解するため彩羽が他の登場人物になりきったり主人公が女装したり真白が男装したりします。真白の男装シーンをもっと見せろ!今巻でフィーチャーされた茶々良も良いキャラしてたし、これまでと比べると割と引っかかるところなく読み切れたんだけど、ちょっと理に走りすぎているきらいがあるような気はしました。特にパブリックなイベントを私物化する傾向があるのは、もにょるところがある。いつか演劇部の演劇手伝ったときも結局主人公たちがお株奪っちゃってたし……。あとは嘘を訂正する前に抜け駆けじみた振る舞いをして、後出しで謝ってチャラにしようっていうメインヒロインの振る舞いも真白派的にはちょっと咎めたいところ。まぁ真白もずっと嘘というか隠し事してるし、それでトントンというバランスは分かるけど気持ち的にはあんまり納得いかないよね。
次巻はヒロインの母親襲来回らしい。また気が向いたら読むと思います。