あすはひのきになろう

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件6/佐伯さん(GA文庫)【感想】

 

2022年10月14日読了。

 

あらすじ

夏の思い出、二人の触れ合い――
TVアニメ化決定の大人気焦れ甘ラブストーリー、第6弾

真昼の支えもあり、過去の苦い思い出と正面から向き合うことができた周。
実家で真昼を可愛がる両親と、家族のぬくもりを喜ぶ真昼の姿を微笑ましく眺めながら、改めて隣にいてくれる彼女のありがたみを実感し、真昼のそばに居続ける決意と覚悟を新たにした。
夏も終わりに近づき、二人で浴衣を着て出掛けた夏祭り。少しずつ素直に気持ちを伝えあうようになった周と真昼の、夏の思い出は深まっていく――
可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815612009/

 

 

感想

 前半マジでイチャイチャ描写しかなくて、まさかこのまま1冊駆け抜ける気か!?となったけど、真昼の父親が登場したりして一応若干の展開はあって、ホッとしたようなどこか残念なような……。ただ、内容は8割方甘々イチャイチャ描写なので、そういうのが好きな人にはたまらんのでは。自分は眼が滑りに滑って全然集中して読めませんでしたが……。甘々な恋愛ものを文章で読む強みというか、メリットって何だろうとよくわかんないことを考えながら読んでました。主人公もヒロインもず~~~~っと「正しい」振る舞いしかしなくって、そこに面白味を感じないんですよね。いや倫理的に正しく誠実であることはそれはそれで結構なんだけど、現実にいる人ならともかく、物語的・キャラ的には何の面白味もなくない?となる。いや次巻読むかわからないと言い続けながらここまで着いてきている自分が言うのもなんですが……。

 あと体感挿絵がすごい多い気がしたんだけど、いつもこんなもんだったっけ? 1話につき1枚くらいイラストがあったような。