あすはひのきになろう

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転生したら剣でした 3/棚架ユウ(GCノベルス)【感想】

 

2022年2月1日読了。

 

あらすじ

猫耳少女と共に剣としてその銘を異世界に刻み込め!ネット小説大賞受賞の無機物転生ファンタジー

ダンジョン都市ウルムットを目指す師匠とフランは、港町ダーズに立ち寄った。宿を探しながら街を探索していると、シードランという島国が王の代替わりから混乱していると噂を聞く。その混乱に乗じて、攫った子供を敵国へ密輸している組織に襲われるフラン達。あっさりと返り討ちにするも、他に攫われた子供達がいることを知った二人は、助けようとアジトに乗り込んでいく。そこで囚われていたある双子が師匠とフランを血塗られた動乱へと巻き込む種とも知らず……。

出典:https://gcnovels.jp/book/b76.html

 

 

感想

 海洋国家の革命に巻き込まれるお話がメイン。裏切り者がいたりして展開も多少ひねってあるし、サクサク読めるのは魅力だけど、やっぱりページ数に比して「読んだ」という実感が小さい。ステータス表記も1巻の頃より全然減ってるはずなんですけどね。保護者と被保護者という主人公とヒロインの関係性は相変わらず良い感じで、今回はフランに人間の友達が出来ました。主人公たちも雑魚相手には強いけど、しっかり上には上がいるという戦闘描写もまぁ悪くない。何故剣に転生したのかみたいな後につながりそうな伏線も一応小出しにしてるけど時間置いたら忘れそう。まぁ良くも悪くもこんなものかな、といった感じです。

 あと本編とは直接関係ないけど、自分が読んだ初版だと誤字が散見されたのがちょっとノイズだったかな。