あすはひのきになろう

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ【感想】

 

 2020年9月5日読了。今回も割とネタバレ要素ありで書くので未読の方はご注意下さい

あらすじ

それは神の眷族が紡ぐ歴史の欠片(クロニクル)――。
「私の伴侶(オーズ)はどこにいるのかしら?」
美神フレイヤの“発作”が始まった!
頭を抱える眷族(オッタル)達を他所に、彼女は迷宮都市の外へ『運命探し』の一人旅へ出てしまう。
自由奔放を行く女神が辿り着いた先は――大砂漠世界カイオス。
「私は王子、貴方の愛になど応えない!」
出会うのは若き『王』。そして巻き込まれる熱砂の動乱の中、砂漠世界を震撼させる『八人の眷族』の蹂躙が始まる!
「この身は強さを求めるためだけに」
更に綴られるは猛者(おうじゃ)オッタルの過去、最強の冒険者達の過ぎ去りし昔日。
美神の眷族達が所狭しと活躍するクロニクル・シリーズ第二弾、開幕!

出典:https://www.sbcr.jp/product/4815604646/

 

 

感想

 名実ともに最強と名高いフレイヤ・ファミリアにスポットを当てた番外編。頂天(誤字にあらず)さんとアーニャの兄貴と小人族の四つ子はなんとなく覚えてましたが白黒エルフはあんまり覚えてなかったですね。本編では影が薄かったような。まぁでも皆さんキャラの濃いこと、そして仲の悪いこと悪いこと

 で、今回表紙を飾ったフレイヤ様ですが、思った以上にやべぇ神様でしたね。究極の自己中ってのもそうなんですが『魅了』の効果半端なさ過ぎでしょ。『全知零能』が聞いて呆れる……。アリィのエピソードは本編にそのままつながってなるほどとなりました。ベルきゅんの前に別のお眼鏡にかなった子がいたんですね~。 

 個人的には、今回も若干語られてましたけどアーニャと兄貴に何があったのかを、アーニャ視点からももう少し掘り下げて欲しいところです。

 物語も十分面白かったんですが、設定的にもいろんな事が明らかになりました。Lv.8やLv.9がいたのか……。『ダンまち』の世界観では原則レベル差は絶対なので、

ベルきゅん(Lv.4)<<<(超えられない壁)<<<アイズ(Lv.6)<<<(超えられない壁)<<<オッタル(Lv.7)<<<(超えられない壁)<<<かつてのゼウス/ヘラ・ファミリア(Lv.8や9)<<<<<<(超えられない壁)<<<<<<隻眼の竜

 ってことになります。隻眼の竜ヤバすぎ。

 あとはフレイヤといえば某街娘が想起されますが意外とあっさり処理されて拍子抜け……。本編に持ち越すつもりなんでしょうかね。引っ張るなぁ。でも一応今回でフレイヤとシルが同一人物という説は否定されたかな?

 感想書くためにググってたら来月待ちわびていた本編新刊が出ることを知ったので、発売を首を長くして待ちたいと思います。