あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

俺の女友達が最高に可愛い。2【感想】

 

俺の女友達が最高に可愛い。2 (GA文庫)
 

 2021年4月13日読了。

 

あらすじ

「お前、俺のこと好きだったの!?」
中村カイ、16歳。人生で初めて女の子から告白され、しかも相手は美少女――仲良くしていたバイトの後輩、アニメ大好き布袋琴吹さん!
青天の霹靂とも言えるこの事態にカイの頭は大混乱。琴吹は嫌いではないが「友達として好き」と「異性として好き」の境目はどこにある!?
一方、琴吹は果敢な猛アタックで「でしたら、まずはお試しデートで」と、絶妙な提案を持ちかける。
豆腐メンタルなはずの後輩の、懸命かつ健気なアピールをカイも無下にはできず、お試し交際してみることに。
そして始まる、人生初ガチデート。
でもその場をジュンに見つかり――!?
ピュアフレンドラブコメ第2弾!!

出典:https://www.sbcr.jp/product/4815605643/

 

 

感想

 良くも悪くも無難にまとまっている印象です。後輩ヒロインの掘り下げ回でしたが、悪くはないけど良くもない……って感じです。シリアス要素はほぼゼロなのでストレスフリーに読めるのですが、いまいち話が進んだ感じがしないというか、もう少し変化が欲しいというか……。まぁ日常ものの側面も強いので仕方ないと言えば仕方ないんですが。

 本作の大きな特徴として実在のアニメとかゲームの話が結構出てくるんですが、こういう手法って同時代性を強く出せたり、リアルな雰囲気を感じさせたり出来る一方で、数年で時代遅れになっちゃうし、登場する作品を知らないと面白さが半減しちゃうというデメリットも結構デカいと思うんですよね。コスプレのくだりとか特に他作読んでないと描写のイメージが難しいし、まぁググれば良いんですけどいちいちラノベ読みながらそんなことする? ちなみに今回結構意表を突かれたチョイスは『Ultimate Chicken Horse』でした。これそんなに知名度あると思ってなかったんですがどうなんでしょうか。あと主人公と後輩ヒロインの会話が全部やたら丁寧な敬語なの、キャラ付けにしてもテンポが削がれるし読みにくかったですね……。

 色々書いたものの、続刊の音沙汰がないので打ち切りですかね……。