あすはひのきになろう

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友達の妹が俺にだけウザい5/三河ごーすと(GA文庫)【感想】

 

2022年9月21日読了。

 

あらすじ

いちゃウザ青春ラブコメ、恋の嵐が吹き荒れる第5巻!
ウザくてかわいい女の子は実在する! メンバー間で秘密がバレたりバレなかったり明照がウザかわ彩羽についての認識を少し改めたりと、恋と友情に揺れ動く「5階同盟」に、新たな騒動が巻き起こる。
「キミら、ちゃんと恋人関係をやれてるのかい?」
月ノ森社長、襲来。痛いところを突かれて危機に陥った「5階同盟」を救うべく、明照は真白と結託し、ニセ恋人関係をアピールするための夏祭りデートの計画を練りはじめる。しかし、もちろん彩羽がその動きを黙って見ているはずもなく――?
打ち上げ花火、誰と見る? 人気爆発のいちゃウザ青春ラブコメ、恋の嵐が吹き荒れる第5巻!

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815606237/

 

 

感想

 真白とのデート回。真白が決意を新たに固めつつ彩羽の方の人間関係も明らかになってくる。特に話に大きな動きがないので、特に語ることもない……。真白がフィーチャーされるのは嬉しいけど、どこからどう見ても負けヒロインムーブなので、いまいち読んでいて身が入らないというか、全部この後負けるための前振りみたいに見えてしまうんですよね。これはそういう先入観で見ちゃってるからっていうのもかなりあるとは思いますが……。読んでると改めてどいつもこいつも恋心だの「5階同盟」関係だので隠し事を抱えており、また読者にも開示されていない家庭の事情とかもあったりして、結構ややこしいことになってるなぁと思います。今までに比べると次巻への引きも弱く、なんだか話の進まないままダラダラ続いていきそうな気配も。