あすはひのきになろう

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友達の妹が俺にだけウザい2/三河ごーすと(GA文庫)【感想】

 

2022年8月日読了。

 

あらすじ

いちゃウザ青春ラブコメ、大波乱の第2巻!
青春など人生の無駄。そう切り捨て効率的な日常を送りたい俺・大星明照は、無駄の塊のような陽キャ女、友達の妹・小日向彩羽にあの手この手でウザ絡みされる日常を送っていた。
だがそんなウザくも平穏な日々は、俺の従姉妹にしてニセの彼女・月ノ森真白によって破られる。
真白が起こした波紋に揺れる俺達。そこに、さらに新たな危機が訪れた。
「大変だ、アキ。巻貝なまこ先生のシナリオが――浄化されてる!」
同盟の要・巻貝なまこ先生がまさかの大スランプ。しかも彩羽と真白の様子もおかしい。さらには何故か菫が〆切を守り始め……!?
大反響で重版続々のいちゃウザ青春ラブコメ、大波乱の第2巻!

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815602772

 

 

感想

 声優の正体をあっさりバラしたのは少し意外でした。展開をダラダラ引っ張らず、割とサクサク進めるところは結構良いところだと思います。まぁこの後も友達くんをはじめ色んなキャラの過去話とかが控えてそうだし、そっちに尺使わないといけなさそうだしね。

 基本前巻と同じように迷った末に「やっぱ俺らしく強引にいこうぜ」みたいな展開なんですが、さすがに頑張って準備した演劇部の晴れ舞台を主人公とヒロインがかっさらっていくのはいかがなものかと思ってしまいました。そうまでしないと主人公アゲできないものなんでしょうか……。

 まぁ真白ちゃんが可愛かったのでその点は満足です。いじらしいメッセージを送ってきたと思ったら告白言い逃げとかいう強気な姿勢を見せるところもギャップがあって良い。真白の正体も次巻くらいで明かされそうなテンポ感ですね。