あすはひのきになろう

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転生したら剣でした 2/棚架ユウ(GCノベルズ)【感想】

 

2022年1月5日読了。

 

あらすじ

天空に浮かぶ不死者のダンジョンへ挑め!

ゴブリンが溢れるダンジョンを攻略したフランと師匠。 だがフランの幼い容姿から、ギルド内でその功績に疑問の声が上がっていた。 事態を重く見たギルドマスターは二人に高難易度の依頼を持ちかける。 周りの声を気にしない二人は、出された依頼に乗り気になれなかったが、追加で出された報酬に釣られ、依頼を引き受けてしまう。 目的地のダンジョンに、危険な罠が仕掛けられている事も知らず……。 ※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。

出典:https://gcnovels.jp/book/b61.html

 

 

感想

 ランガみたいなイッヌの眷属しかり、大賢者よろしくスキルを管理してくれるアナウンスさんしかり、ちょいちょい『転スラ』がチラつきますね。

 今回はダンジョンを二つほど攻略。戦闘描写に緊迫感はそれほどありませんが、割とピンチにはなるので、それなりに読み応えはあったかなと。フランもだんだんキャラが立ってきて良い感じ。相変わらずやたらステータスやらスキルやらの説明で尺を取られている点を除けば、特に引っかかりもなくさらっと読めますが、全体的に描写が薄いので、あんまり語ることもないんですよね。一応国同士のゴタゴタとかフランのレベル上限とか主人公の出自の謎とか物語を牽引する要素は撒かれていますが、あくまで一応レベルの話で、続きが気になるってほどでもない。良い意味でも悪い意味でも時間つぶしの娯楽には丁度いいって感じがいかにも「なろう小説」という感じがします。