編集長殺し【感想】
2020年9月9日読了。最近ずっと3年くらい前のラノベばっか読んでる。
あらすじ
これがギギギ文庫の日常、だよっ♪
私、川田桃香。ギギギ文庫一年目の新人編集者です!
カバーデザインに悩む今日この頃、編集長にデザイン案を見せにいったのですが……。「初版500部のオーラね」「なにこのヤ●チャみたいな戦闘力のカバーは」「やり直し。むしろ生まれ直し」
……ボロクソですっ!フルボッコとはまさにこのこと。
編集長は、見た目はたいへん可愛らしい幼女なのですが、中身は骨の髄まで真っ黒なドSロリなのです。
権力(校了)とお金(決済)を握られては、私たちはぜったいに勝てないのです。こんなときは、頼りになる先輩たちに相談するしかありません。きっと魅力的なカバーの秘訣を教えてくれるはずです――。
「とりあえず、あんたがモデルになりなよ」「体操服がいいと思うんよ」「顔はキリリと睨むのがいいかしらね」
――って、なんでですかっ!?
グチと笑いに満ちたお仕事るぽラノベ!と見せかけたGIGIGI文庫の闇を晒す告発本、ここに校了です!
今日も元気にギギギっちゃお~♪(ギギギ……疑偽欺……)
感想
どうでも良いですが積み過ぎて買ったこと忘れてもう1冊買ってしまいました。初めて同じ本ダブらせてしまった……。
新人ラノベ編集者の主人公が幼女の編集者や個性的な同僚に振り回されるギャグテイストの作品。タイトルからはミステリ臭がしますがそういう話は一切出てきません。多分「編集長(を)殺し(たい)」の略なんじゃないですかね。『人生』と比べるとギャグのパンチはやや見劣りしますが、頭を空っぽにして笑えました。ちょっと気になったのはエピソードのひとつひとつがどうも生々しい感じがして、これ実際にあったことを脚色して書いてるんじゃないか?と思ってしまいました。
既刊は5巻まででてるみたいです。機会があればチェックしてみようと思います。