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探偵はもう、死んでいる。4【感想】

 

探偵はもう、死んでいる。4 (MF文庫J)

探偵はもう、死んでいる。4 (MF文庫J)

  • 作者:二語十
  • 発売日: 2020/11/25
  • メディア: 文庫
 

 2021年3月25日読了。

 

あらすじ

これは地上一万メートルの上空で始まる新たな冒険劇。


かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、今は亡きシエスタが残した課題に挑み、その思惑を超える答えに辿り着いた。
名探偵を取り戻す――そんなあり得ぬ奇跡を起こすため、シード討伐の手がかりを得るために、俺と夏凪は再びロンドンへと飛ぶ。
だが、その道中の飛行機で四年前と同じ

「お客様の中に探偵の方はいらっしゃいませんか?」

という言葉を聞いてしまい……?
敵と味方、過去と未来、出会いと別れ。
遺志と意志が交錯し、物語は急転を始める。
探偵はもう、死んでいる。
ままでは決して終わらせない。
たとえそれが世界の理に反する願いでも、この結末は認めない。
これは地上一万メートルの上空で始まる新たな冒険劇。

出典:https://mfbunkoj.jp/product/tantei_dead/322007000690.html

 

 

感想

 

  夏からのテレビアニメ放送も決定し、波に乗っている本作。今巻では終盤大きく物語が動きましたが、個人的にはあまりのめり込めず。

 以前からハリウッド映画みたいなラノベだなとは思っていましたが、文章作品としては良くも悪くも大味というか、とっちらかっている感があります。掛け合いも妙に自分たちを俯瞰してスカしている雰囲気があり、ちょっと苦手です……。

 一方で、アクションシーンなどの絵的に映えそうな場面は豊富なので、アニメという映像媒体とは相性が良いかもしれません。夏の放送を待ちたいと思います。