あすはひのきになろう

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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました10/ざっぽん(角川スニーカー文庫)【感想】

 

2022年6月20日読了。

 

あらすじ

季節は春、レッド&リット薬草店は今日も千客万来!大人気シリーズ第10弾

「おはようレッド、今日も楽しい一日にしようね!」
 数多なる激闘の末に平穏を勝ち取ったレッドは、リットとの幸せなスローライフ謳歌していた。
一方で『勇者』とは何か、己が何者であるか苦慮するヴァンの姿に、かつての妹の姿を重ねたレッドはある一つの決断を下す――。
「これから旅立つ勇者ヴァンに対して、俺がこのゾルタンでできることはやらないとな」
 大いなる使命を背負った少年の為に、再びレッドは『導き手』としての役割を果たすべく立ち上がる。
向かうは古代遺跡の最深部、勇者管理局で明かされた『加護』の真実とは!?

出典:https://sneakerbunko.jp/product/shinnonakama/322104000824.html

 

 

感想

 あっ、君たち婚約もまだだったのね……もう結婚してると思ってたわ……となった巻でした。

 ヴァンたちと一緒にダンジョンみたいなのに潜るのがメインでしたが、その前後で普段より多めにスローライフパートがあった気がします。あくまで印象ですが。この世界の過去の種族や勇者についても色々新たに開示される情報があったり、神様が登場したり、まぁまぁスケールのデカいお話でした。神と戦うとこ、ルーティ呼ぶのかと思ったらレットが普通に自分で戦いだしてびっくりしてしまった。なんとなく話が進んでいる感じはあるんですが、現状いまいち目的が見えないこともあり、今後どういう方向へ向かうのかはちょっと疑問。いやスローライフものなんだから物語の目的とか言うのは本来的外れっちゃ的外れなんですが、そこはこう、このシリーズだし、ね?