あすはひのきになろう

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三体Ⅱ 黒暗森林 上/下/劉慈欣(早川書房)【感想】

 

 

上巻2022年9月19日読了。

下巻2022年10月7日読了。

 

あらすじ

待望の第二章、いよいよ登場。地球vs三体の戦いが始まる。

葉文潔をリーダーに戴いた地球三体協会の瓦解により、地球は三体文明により侵略の危機的状況にあることが判明した。人類は、人類文明最後の希望となる「面壁者」を立てて立ち向かうことを決断する――! 13万部を突破した『三体』待望の第二部、ついに刊行!

出典:https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014550/

 

 

感想

 面壁者計画とか黒暗森林とか、発想は面白いはずなのにいまいちのめり込めないのは何故なんだろうな。「水滴」が宇宙艦隊をボコボコにするくだりとか、もっとテンション上がっても良いはずなんだけど……。やはり翻訳物は苦手かもしれない。

 解説では擁護されてるけど、女性描写は正直ちょっとアレ。荘顔の「突然生えてきた主人公の全てを受け入れる完璧ヒロイン」感はなんなんだ……。これまで出てきていたキャラも割とあっさり退場する一方で、終盤の羅輯はざまぁ系の作品の主人公感さえ醸し出していてじわじわくる。三体人もペコペコしだすしね。一番面白い!って言われてる二部の下巻でそこまでハマれなかったので、三部を楽しめる自信がないなぁ……どうしようか。