あすはひのきになろう

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ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん [Disc 2]/恵ノ島すず(カドカワBOOKS)【感想】

 

2023年1月9日読了。

 

あらすじ

破滅の元凶と直接対決! ゲーム実況が導くエンディングの行方は……!?


神々の実況で【ツンデレ】を知ったジークは婚約者の可愛さに悶え、誓った。彼女の命を奪う【古の魔女】を許さない。そこでその討伐のため最高戦力を結集したはいいが、なぜかリーゼロッテ本人まで戦う気満々で……?

出典:https://kadokawabooks.jp/product/tundereakuyakureijo/321810000785.html

 

 

感想

 正直ショタくんとか腹黒先生とか何しに出てきたのか分からないくらい話に上手く絡められていませんでしたし、小林さんの方の情動もいきなりそんな勘違いする?みたいなところは多分にありましたが、なんでゲーム世界に声が届いたんだとか前巻に出てきたイケメン俳優は誰なんだとかの、ストーリーの根幹部分はそれなりに説明されてたし、ラストの大団円には満足感もあったんで、まぁ良かったんじゃない?くらいの気持ち。2巻でシンプルにまとまってるのはそれはそれで良さがあるけど、中途半端にサブキャラを出す必要があったのかは疑問が残るところです。

 それでもリーゼロッテとジークヴァルトのディスコミュニケーションが解消されていく過程は悪くなかったし、甘々イチャイチャパートもまぁまぁあったのでそういうのが好きな人はもっと満足度高いんじゃないかと思います。フィーネとバルドゥールのサブカップルを含め、キャラ描写は総じて結構良かったと思います。

 アニメの1話見たけど、既に原作より構成上手そうで良かったねって感じでした。『はめフラ』くらい伸びるんでしょうかね。