あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

ストライクフォール/長谷敏司(ガガガ文庫)【感想】

 

2023年1月23日読了。

 

あらすじ

SF界の俊英、ガガガ文庫に電撃参戦!

近未来、人類は宇宙に進出し、惨禍のはてに戦争をやめた。
……いや、正確には、形を変えた。

代理戦争として発展した宇宙競技、ストライクフォール。
広大な宇宙をフィールドに、敵のリーダーを屠るべく戦うチーム闘技に人々は熱狂した。

万能の泥、チル・ウエポンによって作られたストライクシェルに身をつつみ、プレイヤーたちは宙を駆ける。
故郷のため、栄誉のため、家族のため、あるいは己が夢のために……。

鷹森雄星も、ストライクフォールに魅せられたひとりだ。
弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊

幼なじみの環のやさしさに見守られながらも、雄星は宇宙を目指すが――。

「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ちている最中なんだ。
――落ち続けるなら、オレはほしいものを手に入れる」

なら、翔ぶ。翔んで、宇宙に手を伸ばす。

これは、宇宙を「掴む」兄弟の物語。

SF界の俊英が放つ新たなライトSFエンタテイメント!

出典:https://www.shogakukan.co.jp/books/09451614

 

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SICK -私のための怪物-/澱介エイド(ガガガ文庫)【感想】

 

2023年1月21日読了。

 

あらすじ

身を焦がす戦慄を力に、少女は恐怖を殺す。

「あなたを絶対に、ひとりぼっちにだけはさせないから」
少女はそう言って、幼い少年の手を取った。その約束が、いずれ最悪の形で破られてしまうとも知らずに――

〈ゾーン〉と呼ばれる精神世界に侵入できる異能を持つ叶音と逸流は、精神に巣食い恐怖症をもたらす概念生命体フォビアを殺す仕事を請け負っていた。彼女達の所に、視線恐怖症を患った少女が助けを求めにやってくる。
少女の〈ゾーン〉に潜った叶音が遭遇したのは、物語によって恐怖を育てる謎の奇術師。戦いの最中、奇術師は叶音に問いかける。
「あなたは目を背けていますね? おぞましい自分の過去から」
精神世界での激しい戦いは叶音の精神を摩り減らし、やがて彼女がひた隠しにしていた真実を暴き出していく。心が壊れ、正気を失い、戦いは絶望と恐怖にまみれた混沌の領域へと踏み込んでいく。

戦慄を力に変えて恐怖を殺す、ダーク・サイコアクション

出典:https://www.shogakukan.co.jp/digital/094530880000d0000000

 

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見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん/神田暁一郎(GA文庫)【感想】

 

2023年1月19日読了。

 

あらすじ

身長差20センチ――だけど距離感0センチ

「自分より身長の低い男子は無理」
低身長を理由に、好きだった女の子からフラれてしまった下野水希。
すっかり自信を失い、性格もひねくれてしまった水希だが、そんな彼になぜかかまってくる女子がいた。
高瀬菜央。誰にでも優しくて、クラスの人気者で――おまけに高身長。傍にいるだけで劣等感を感じる存在。
でも、大人びてる癖にぬいぐるみに名前つけたり、距離感考えずにくっついてきたりと妙にあどけない。
離れてほしいはずなのに。見上げる彼女の素顔はなんだかやけに近く感じて。
正反対な二人が織りなす青春ラブコメディ。身長差20センチ――だけど距離感0センチ。

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815616304/

 

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紅蓮戦記1 天才魔術指揮官は逃げ出したい/芝村裕吏(MF文庫J)【感想】

 

2022年12月16日読了。

 

あらすじ

滅亡から始まる14歳の天才魔術指揮官による前代未聞の大脱出劇!


魔法戦争にて、14歳ながらルース王国史上最高の戦果と功績を挙げた魔術指揮官マクアディ。だが、若き「戦争の天才」の連戦連勝をもってしても王国全体の敗北は止めようがなく、祖国は滅亡寸前に追い込まれていた。自らが率いる隊と共に華々しく命を散らし「悲劇の英雄」として歴史の教科書に載る覚悟を決めたマクアディ。けれど、そんな彼の下に駆け付けた満身創痍の軍務卿から王女二人を託されたことでその運命は一変。敵軍に完全包囲された戦場に遺された仲間と共に、生存と祖国存亡を懸けた不可能と思われる大脱出に挑むことになる。最弱の国に生まれた最強の天才が歴史に刻む、途方もない奇跡の物語、開幕――!

出典:https://mfbunkoj.jp/product/gurensenki/322202001152.html

 

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この△ラブコメは幸せになる義務がある。/榛名千紘(電撃文庫)【感想】

 

2022年12月12日読了。

 

あらすじ

ブコメ史上最も幸せな三角関係! これが三角関係ラブコメの到達点!

「なんであんたが麗良に好かれるのよ!?」
 平凡な高校生・矢代天馬は偶然にも、同じクラスのクール系美少女・皇凛華が彼女の幼馴染の清楚系美少女・椿木麗良を溺愛していることを知ってしまう。
 そこから天馬は、凛華が麗良と仲良くなれるよう協力することになるのだが──。
「矢代君が凛華ちゃんと付き合ってないなら、私が彼女に立候補しちゃおうかな?」
「矢代、あんたなにしたの!?」
 その麗良は天馬のことが好きになり、学園の美少女二人との三角関係へ発展!
 複雑に絡まったこの恋の行方は……!?
 電撃小説大賞《金賞》受賞! ラブコメ史上、最も幸せな三角関係が始まる!

出典:https://dengekibunko.jp/product/sankaku_lovecomedy/322110000032.html

 

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時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4.5 Summer Stories/燦々SUN(角川スニーカー文庫)【感想】

 

2022年11月10日読了。

 

あらすじ

アーリャさん達の煌めく夏物語が描かれた番外編!

 新たな恋のはじまりを予感させた夏合宿。しかし、アーリャさん達の夏はまだまだ終わらない!
――有希の催眠術で政近が溺愛系イケメンに?予想外のスキンシップに妹と従者は悶絶寸前!――アーリャさんの激辛修行、向かったラーメン屋には意外な人物がいて?――妹に可愛い水着を着させたい!欲望全開な姉に巻き込まれたアーリャさんが着せ替え人形に!?――強くて美しいお姉様、あのカップルの馴れ初めエピソード――
 生徒会メンバー達の煌めく夏物語が描かれた番外編!
【さーくん。もう、会えないのかな……】
そして約束の場所で運命の相手を待つ彼女の想いが今、明かされる――。

出典:https://sneakerbunko.jp/product/roshidere/322203002217.html

 

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友達の妹が俺にだけウザい6/三河ごーすと(GA文庫)【感想】

 

2022年10月28日読了。

 

あらすじ

絶好調のいちゃウザ青春ラブコメ、2学期突入で文化祭編な第6巻!
絶好調のいちゃウザ青春ラブコメ、2学期突入で文化祭編な第6巻!

明照と真白、花火大会で急接近!ショックを受けた彩羽は、ウザさに代わる自分の魅力を探りはじめる。そんな彩羽をなんとか元に戻そうとした明照は、なぜか文化祭のミスコンで彩羽と戦うハメになり――?
「お前を、俺がたたき潰してやる」
「センパイの思い通りにはさせません。べーっ! だ!」
最強美少女・小日向彩羽を女装して打倒せよ! 学内で圧倒的人気の強キャラ彩羽に対抗するべく、自らの美少女化計画を練り始める明照。カオスな勝負のカギを握るのは、カナリアと――オタク嫌いの茶々良!? 2学期突入&文化祭編! いちゃウザ青春ラブコメフォークダンスで恋の炎が燃え上がる第6巻!!

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815607814/

 

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件6/佐伯さん(GA文庫)【感想】

 

2022年10月14日読了。

 

あらすじ

夏の思い出、二人の触れ合い――
TVアニメ化決定の大人気焦れ甘ラブストーリー、第6弾

真昼の支えもあり、過去の苦い思い出と正面から向き合うことができた周。
実家で真昼を可愛がる両親と、家族のぬくもりを喜ぶ真昼の姿を微笑ましく眺めながら、改めて隣にいてくれる彼女のありがたみを実感し、真昼のそばに居続ける決意と覚悟を新たにした。
夏も終わりに近づき、二人で浴衣を着て出掛けた夏祭り。少しずつ素直に気持ちを伝えあうようになった周と真昼の、夏の思い出は深まっていく――
可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815612009/

 

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恋は暗黒。/十文字青(MF文庫J)【感想】

 

2022年10月1日読了。

 

あらすじ

十文字青×BUNBUN、伝説のタッグによる衝撃的新作、始動。

高良縊想星はどこにでもいる普通の高校生になりたかった。
好きで選んだわけではない「仕事」を隠して通う学校で、なぜかクラス一の美少女・白森明日美に告白されて付き合うことに。
舞い上がる想星だが、放課後や休日は「仕事」に追われてデートすらなかなかできず、すれ違う二人。
そんなある日、想星は「仕事場」で少し不思議な同級生・羊本くちなを目撃する。
実は、想星の「仕事」は暗殺者。どうして彼女がこんなところに――
絡み合う恋は甘くて苦く、せつなくて、なりたい「普通」は近くて遠い。
殺して命を奪う彼と、ふれただけで命を奪う彼女。ちょっぴりダークなラブコメ、開幕。

出典:https://mfbunkoj.jp/product/koikuro/322204000948.html

 

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琥珀の秋、0秒の旅/八目迷(ガガガ文庫)【感想】

 

2022年9月26日読了。

 

あらすじ

世界の時間が止まるとき、二人の旅が始まる
麦野カヤトは、高校の修学旅行で北海道の函館を訪れていた。
内気で友達のいない彼にとって、クラスメイトたちとの旅行は苦痛でしかない。
それでも周りに合わせてグループ行動を続けていた、そのとき。

世界の時が止まった。

まるで神様が停止ボタンを押したみたいに、通行人も、車も、鳥も、自分以外のあらゆるものが静止した。
喧騒が消え、静寂だけが支配する街のなか、
動ける人間は麦野カヤトただ一人……かと思いきや、もう一人いた。
地元の不良少女・井熊あきら。

「あんま舐めたこと言ってたらぶっ殺すかんな」

口調も性格もキツい彼女は、麦野とは正反対のタイプ。
とはいえ、この状況では自分たち以外に動ける者がいない。やがて二人は行動を共にする。

琥珀の世界」ーー数日前に死んだ麦野の叔父が、そう呟いていたことを麦野は思い出す。
叔父の言葉は、世界の時が止まったことに関係しているかもしれない。
そう思い立った二人は、時を動かす手がかりを求めて、叔父の家がある東京を目指す。

時が止まった世界のなか、二人きりの旅が始まった。

出典:https://www.shogakukan.co.jp/books/09453086

 

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