86―エイティシックス―Ep.6 ―明けねばこそ夜は永く―/安里アサト(電撃文庫)【感想】
2022年3月12日読了。
あらすじ
生きるために、すべきこと。それは――〈連合王国編〉、後編!
誇り高く戦い、そして死ぬ。
それが我らのさだめ。生への執着など、とうの昔に、はるか彼方に置いてきた。
……そう思っていた。そう信じていた。
だが戦場へ臨み、潰され、壊され、朽ちることを良しとする〈シリン〉達の姿は、「エイティシックス」である彼らの目指す生き方が、只の狂気であると蔑む。
生きる意味とは何か。苦悩するシン。シンを理解しようと心を砕くレーナ。
だがその想いは不格好にすれ違ったまま――連合王国の命運をかけた「竜牙大山攻略作戦」の火蓋が、無情にも切って落とされる……!
『連合王国編』完結のEp.6!
戦わねば、生き残れない。だが戦えば生きられるわけでは、ない。
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ジェリーフィッシュは凍らない/市川憂人(東京創元社)【感想】
転生したら剣でした 5/棚架ユウ(GCノベルズ)【感想】
2022年3月4日読了。
あらすじ
猫耳少女と共に剣としてその銘を異世界に刻み込め!ネット小説大賞受賞の無機物転生ファンタジー!
ウルムットに到着した師匠とフラン。 当初の目的通りダンジョン攻略へと赴く二人に、 黒猫族の進化方法を知る者がいると情報が舞い込んできた。 その人物はダンジョンの最深部にいるダンジョンマスター。 目標としてきた進化に向けて奔走するフランだったが、 ダンジョン内に張り巡らされた高難易度のトラップに加え、 冒険者同士の騙し合いによる妨害と殺人で、攻略も一筋縄ではいかない。 さらに、圧倒的な力を感じさせる獣人族の長、 獣王が突如現れ、恐怖からフランの心は折れてしまうのだった……。
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青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法/日日綴郎(富士見ファンタジア文庫)【感想】
2022年2月26日読了。
あらすじ
努力は才能を超えるのか――青春芸術エンタメ!
『見惚れる』『圧倒される』『中毒性がある』『心奪われる』
彼女の描いた絵を見た誰もが抱く感想の数々は、
画家を志す高校生の俺にとって、喉から手が出るほど欲しいものだった。
何を描かせても“天才”と称される、芸術少女・柏崎侑里。
「ただ顔を見に来ただけ。絵は、描きたいときにしか描かない」
一番近くて一番遠い場所にいる、俺の幼馴染だ。
ある日から絵を描かなくなった彼女の影を追い、俺は絵筆を振るい続ける。
「何度だって描いてやる。才能を言い訳に、諦めたりはしない」
侑里に再び絵を描かせ、俺の絵で彼女を見返す、その日まで。
これは、青春を絵筆に捧げた凡人が“天才”に挑む物語だ。出典:https://fantasiabunko.jp/product/202201blueoutline/322109001130.html
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86―エイティシックス―Ep.5 ―死よ、驕るなかれ―/安里アサト(電撃文庫)【感想】
2022年2月24日読了。
あらすじ
待ち受けるは新たな地、白い戦場――〈ロア=グレキア連合王国〉編、開幕!
探しに来なさい――。
シンが聴いた〈レギオン〉開発者・ゼレーネと思しき呼び声。レーナたち『第86機動打撃群』は、その姿……白い斥候型が目撃されたという「ロア=グレキア連合王国」へと向かう。……だが。
それは生への侮辱か、死への冒涜か。
「連合王国」で行われている対〈レギオン〉戦略は、あの〈エイティシックス〉たちですら戦慄を覚えるほどの、常軌を逸したものであった。
極寒の森に潜む敵が。そして隣り合う「死、そのもの」が彼らを翻弄する――。
《連合王国編》突入のシリーズ第5巻!雪山に潜む怪物たちが、彼らに、笑みとともに問いかける。
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継母の連れ子が元カノだった8 そろそろ本気を出してみろ/紙城境介(角川スニーカー文庫)【感想】
2022年2月24日読了。
あらすじ
カップルたちに“本気”の前進!? 恋乱れ咲く神戸旅行編!
会長・鈴理の提案で旅行に行くことになった生徒会。
水斗にいさな、星辺先輩、暁月と川波も誘い出し、勢揃いで向かう先は恋人の集う街・神戸!
港町に温泉街、夜景スポットを巡るなか、それぞれの恋の思惑、駆け引きが繰り広げられ――!?
そんな様子をROM専として眺める川波も、今回は例外ではないようで。
「――あたし、まだ、こーくんのこと普通に好きだよ」
恋愛感情アレルギー体質を治そうと、彼女モードの暁月による荒療治が始まった!
失った“あの頃”の関係、守ってきた一線、そして積み重ねてきた時間を、振り切るのは簡単ではないけれど。
ホンネでぶつかる恋が乱れ咲く、神戸旅行編!!出典:https://sneakerbunko.jp/product/motokano/322106001158.html
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むかしむかしあるところに、死体がありました。/青柳碧人(双葉社)【感想】
2022年2月22日読了。
あらすじ
【2020年 本屋大賞ノミネート作】昔ばなし、な・の・に、新しい!鬼退治。桃太郎って……え、そうなの?大きくなあれ。一寸法師が……ヤバすぎる!ここ掘れワンワン。埋まっているのは……ええ!?
「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ!「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の全5編収録。出典:https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-24166-2.html?c=30197&o=&
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ラブコメ漫画に入ってしまったので、推しの負けヒロインを全力で幸せにする/shiryu(角川スニーカー文庫)【感想】
2022年2月21日読了。
あらすじ
この子が負けヒロイン? なら俺が誰よりも幸せにする!!
『幼馴染お嬢様が邪魔をして、普通のラブコメが出来ない』通称『おじょじゃま』、アニメ化も進行中のラブコメ漫画だ。俺の推しは、いわゆる負けヒロインの嶋田聖。クールに見えて、実は照れ屋でギャップが超可愛い。そんな彼女が今、目の前にいて……!?
(ああ、これは夢か。なら覚める前に一言――)
「好きだ」「なっ!? な、何を言っている、久村!?」
どうやら俺は、友人キャラの久村司になっているらしいが、聖ちゃんに愛を伝えられたなら何だっていい。もう大満足だが一向に夢から覚めることはなく。
……もしかして、漫画の中に入り込んだ!? だったら全力で推しを幸せにしてやる!出典:https://sneakerbunko.jp/product/osimake/322110000092.html
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アメリカン・ブッダ/柴田勝家(ハヤカワ文庫JA)【感想】
姫騎士様のヒモ/白金透(電撃文庫)【感想】
2022年2月20日読了。
あらすじ
悪徳の迷宮都市を舞台に、 一人の『ヒモ』とその飼い主の生き様を描く!
★第28回電撃小説大賞《大賞》受賞作★
灰と混沌の迷宮都市『灰色の隣人(グレイ・ネイバー)』。
数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯りの影には、必ず害虫が潜む。そんな掃き溜めに咲く汚れなき深紅の花が姫騎士・アルウィン。王国再興を志し秘宝を求めるダンジョン攻略の急先鋒――そして彼女に集る元冒険者・マシューは、この街に数いる害虫の一人だ。
仕事もせず喧嘩も弱い腰抜け、もらった小遣いを酒と博打で浪費するクズ、そう人は罵る。――しかし、彼の本当の姿を知る者はこの街にはいない。
「お前は俺の飼い主(おひめさま)の害になる――だから殺す」
「おい、てめぇ! ただの腰抜けじゃ……ッ!」
「内緒にしてくれよ。俺たちみたいな害虫が何をしているかなんて、彼女は知らなくていいんだ」――彼は自らの手を汚すことを厭わない。
「マシュー、お前は私にとって大切な命綱だ」
「君が必要とする限り、俺はこの手を離さない。言っただろ。俺は君の『ヒモ』だって」――全ては姫騎士様のために。
選考会騒然! エンタメノベルの新境地をこじ開ける、衝撃の異世界ノワール!
出典:https://dengekibunko.jp/product/himekishisamanohimo/322110000035.html
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