あすはひのきになろう

ライトノベルを中心にいろんなコンテンツの感想を記録していきたいブログ

原因において自由な物語/五十嵐律人(講談社)【感想】

 

2023年1月13日読了。

 

あらすじ

謎を解かなければ。
私は作家なのだから。

人気作家・二階堂紡季には、
誰にも言えない秘密があった。
露呈すれば、すべてを失う。
しかし、その秘密と引き換えにしても、
書かねばならない物語に出会ってしまい――。

デビュー作『法廷遊戯』が、ミステリランキングを席捲! 注目の弁護士作家第3作!

出典:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000352022

 

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ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん [Disc 2]/恵ノ島すず(カドカワBOOKS)【感想】

 

2023年1月9日読了。

 

あらすじ

破滅の元凶と直接対決! ゲーム実況が導くエンディングの行方は……!?


神々の実況で【ツンデレ】を知ったジークは婚約者の可愛さに悶え、誓った。彼女の命を奪う【古の魔女】を許さない。そこでその討伐のため最高戦力を結集したはいいが、なぜかリーゼロッテ本人まで戦う気満々で……?

出典:https://kadokawabooks.jp/product/tundereakuyakureijo/321810000785.html

 

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人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 1 ~最強パーティー結成編~/富士伸太(MFブックス)【感想】

 

2023年1月7日読了。

 

 

あらすじ

最高のパーティーメンバーは、人間不信の冒険者!?
その日、歴戦の冒険者パーティーに所属していたニックは、父のように慕っていたリーダーから追放を言い渡された。だらしない仲間たちのため、金勘定や知識面などで彼らを支えていたにもかかわらず、横領の濡れ衣を着せられて。
恋人にもフラれ、すっかり落ちぶれてしまったニックだったが、偶然にも酒場で相席になった元貴族令嬢、破門神官、女竜戦士と意気投合する。
三人もまた誰かに裏切られて、人を信じられなくなった冒険者たちだったのだ!
誰も信じられない者同士だからこそ、共にやっていけると考えたニックたちは、生き残っていくために冒険者パーティーを結成する。
「それじゃあ、オレたちはこれから【サバイバーズ】ってことでどうだ?」
人間不信の冒険者たちが、最強のパーティーとして歩む冒険譚、ここに開幕!

出典:https://mfbooks.jp/product/hdis/321905000721.html

 

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「ライトノベル人気投票『好きラノ』2022年下期」 に参加します

 「えっ、全然新作読んでないのに参加するですか!?」という声が聞こえてきそうですが、いや、それでも良かった作品は応援したから許して……。ちなみに上期はこちら。10作品まで投票できますが、そもそも読んだ下期の新作が10作に届くかどうかといった有様なので、投票するのは5作品です。

 順番は読了順です。面白かった順とかではないです。

 

1.最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室/吉野憂(ガガガ文庫

 

【22下ラノベ投票/9784094530872】

 「マウント」というともすればイラッとしてしまいそうな題材を、徹頭徹尾くだらない笑いに変えてくれる大変楽しいコメディでした。昔から言ってますが、文章で人を笑わせるのってなかなかできることじゃないと思うので、コメディ作品はもっとフィーチャーされても良いと思うんですよね。

個別感想:

最強にウザい彼女の、明日から使えるマウント教室/吉野憂(ガガガ文庫)【感想】 - あすはひのきになろう

2.となりの悪の大幹部!/佐伯庸介(電撃文庫

 

【22下ラノベ投票/9784049143355】

 ヒーローと怪人がモチーフのホームコメディ。ラブコメとバトルというラノベに欲しい要素を兼ね備えた、よくまとまった作品だったと思います。

個別感想:

となりの悪の大幹部!/佐伯庸介(電撃文庫)【感想】 - あすはひのきになろう

3.朝比奈さんの弁当食べたい 1/羊思尚生(HJ文庫

 

【22下ラノベ投票/9784798628653】

 これすごく良かったですね。シリアスな家庭環境を描きながらも弁当というモチーフを巧みに扱い、登場人物同士が心を通わせる様子に心打たれました。2巻刊行も決まったようで、もっともっと評価されるべき作品だと思います。

個別感想:

朝比奈さんの弁当食べたい 1/羊思尚生(HJ文庫)【感想】 - あすはひのきになろう

4.琥珀の秋、0秒の旅/八目迷(ガガガ文庫

 

【22下ラノベ投票/9784094530865】

 今年は『夏へのトンネル、さよならの出口』が劇場アニメ化した作者による新作。時間が止まった世界でのボーイミーツガール。ロードムービーとしての楽しさもしっかりありつつ、青春ものとしての満足度が高かったです。

個別感想:

琥珀の秋、0秒の旅/八目迷(ガガガ文庫)【感想】 - あすはひのきになろう

5.聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語/春間タツキ(角川文庫)

 

【22下ラノベ投票/9784041124925】

 ファンタジーミステリ。かっちりした構成がキャラの魅力も引き出しているように感じられました。分量としては比較的短めながらも駆け足感なくまとめ上げる手つきは地力の高さを感じます。

個別感想:

聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語/春間タツキ(角川文庫)【感想】 - あすはひのきになろう

 

 来年というか今年は環境も変わるのでどれくらい読書ができるのか未知数ですが、そもそも過去に買った本を大量に積み残しているという……。なるべく意識して新作を読むようにしたいですね……。

悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~/七夕さとり(カドカワBOOKS)【感想】

 

2023年1月3日読了。

 

あらすじ

魔王(ラスボス)よりも強いけど、平穏に暮らしたいんです。


RPG系乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生した私。だが実はこのキャラは、本編終了後に敵として登場する裏ボスで――つまり超絶ハイスペック! 調子に乗って鍛えた結果、レベル99に到達してしまい……!?

出典:https://kadokawabooks.jp/product/akuyakureijou-level99/321901000608.html

 

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佐々木とピーちゃん 3 異世界ファンタジーなら異能バトルも魔法少女もデスゲームも敵ではありません ~と考えていたら、雲行きが怪しくなってきました~/ぶんころり(MF文庫J)【感想】

 

2023年1月2日読了。

 

あらすじ

世界最強の文鳥×平凡な中年のクロスオーバーエンタメ第三弾!


佐々木とピーちゃん(文鳥・ペット・賢者)は、今日も今日とて異世界と現代を行ったり来たり。理想のスローライフを求めて商売に精を出す。
現代では二人静の協力を得たことで、異世界の金品を現代の貨幣に変える手段を手に入れた。
魔法の鍛錬も進み、異能力者や魔法少女を相手に異世界の魔法で無双。
あとはたっぷり稼いで、悠々自適なリタイア生活を目指すのみ。
だが、彼らの行く手を阻むように各所では騒動が巻き起こる。
異世界では国王の跡目争いが本格的に勃発。
貴族に取り立てられて領地経営がスタート。
現代では連日のように異能バトルが発生。
魔法少女注意報、発令中。
そして、デスゲームに巻き込まれたお隣さんは、悪魔と共に天使の使徒たちから狙われることに。
いよいよ各界の交錯が始まり、佐々木の身の上が混迷を迎える、完全書き下ろしの第三弾!

出典:https://mfbunkoj.jp/product/sasaki_pichan/entry-10066.html

 

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聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語/春間タツキ(角川文庫)【感想】

 

2022年12月28日読了。

 

あらすじ

皇帝の死の謎を聖女が解き明かす!大注目の西洋風×謎解きファンタジー
アウレスタ神殿の物見の聖女、ヴィクトリアは、霊や魔力を視ることができる。
その力で、エデルハイド帝国の帝位継承にまつわる陰謀と、騎士アドラスの出生の秘密を明かしてから一ヶ月――。
ついに帝国の皇帝が崩御し、十人の候補者の互選によって次代皇帝を決める継承選が始まった。
だが、ある候補者の策によって、帝位を望まないアドラスが新皇帝として選出されてしまう。
再投票のためには、候補者全員の同意が必要で、同意の交換条件として、皇帝の謎めいた死の真相を明かすことを求められる。
ヴィクトリアは物見の力を生かし、真実を解き明かすことはできるのか……?
大反響の西洋風ファンタジー×ミステリ、第2弾!

出典:https://www.kadokawa.co.jp/product/322112000902/

 

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魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8/甘岸久弥(MFブックス)【感想】

 

2022年12月23日読了。

 

あらすじ

スライム製品に補助魔導具――ダリヤの開発で騎士の背中を守る!
遠征訓練へ同行するなど、魔物討伐部隊との関係を強固にしていく女性魔導具師のダリヤ。
彼女は魔物討伐部隊員から、ヴォルフのアンダーシャツに『背縫い』をしてやってほしいと頼まれる。『背縫い』とは、戦いに赴く者の無事を願い、その者の衣服の背に施す縫い取りのことだった。
彼らの頼みを引き受けたダリヤは、シャツへ縫い取りのみならず、スライムを使ったとある付与ができないかを試すのだが――。
「ロセッティの『商会紋』になりそうだ。このシャツも、防具に使えるかも……」
思わぬかたちで、ダリヤは『商会紋』とともに新たな開発品を生みだしてしまう。さらに各界の重鎮をも巻き込み行われた新製品の実験の場で、魔物討伐部隊を引退した侯爵家元当主の義足の不調に遭遇したダリヤは、その改良を試みることにもなり――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、挑戦と前進の第八弾、開幕!

出典:https://mfbooks.jp/product/dariya/322110001101.html

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後宮の烏 4/白川紺子(集英社オレンジ文庫)【感想】

 

2022年12月21日読了。

 

あらすじ

晩霞の前には、木箱に詰められた生糸の束があった。
今宵も、夜明宮には訪いが絶えない。泊鶴宮の蚕室で、大切な繭がなくなったという宮女……。一方、花娘を通じ城内での謎多き失せ物探しも舞いこむ。烏妃を頼る者は日に日に増え、守るもののできた寿雪の変化に、言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は、真実眠る歴史の深部へ。鍵を握るのは名もなき幽鬼か、あるいは――。待望の第四弾!

出典:http://orangebunko.shueisha.co.jp/book/4086803143

 

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異世界ウォーキング 2 ~フリーレン聖王国編~/あるくひと(カドカワBOOKS)【感想】

 

2022年12月18日読了。

 

あらすじ

聖都観光を満喫するソラ達が出会ったのは、命を狙われる聖女様!?

召喚されたエレージア王国を脱出したソラ。旅の仲間も増え、聖王国で有名な「降臨祭」を見に行こうと聖都へ歩を進めながら、魔物討伐に村の復興、さらには聖女様の護衛と今回もスキル「ウォーキング」が大活躍!

出典:https://kadokawabooks.jp/product/isekaiwalking/322204000186.html

 

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